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母を想う。母親を歌った洋楽の名曲

母親という存在は「母は強し」という言葉があるように、とても偉大ですよね。

ミュージシャンたちにとっても当然ながら同じですし、母親をテーマとした楽曲は世界中に多く存在します。

こちらの記事では「母親について歌った洋楽」をテーマとして、ジャンルや年代を問わずさまざまな洋楽の名曲をご紹介!

敬愛する母親への愛情を込めた曲はもちろん、時に複雑な親子の関係性であったり、さまざまな形の「母への歌」をお届けします。

歌詞の内容についても触れたレビューとなっていますから、曲の意味について知りたいという方も要チェックです!

母を想う。母親を歌った洋楽の名曲

MomEarth, Wind & Fire

ソウル~ファンク・ミュージックの歴史にその名を刻む名バンド、アース・ウィンド・アンド・ファイアーが1972年にリリースした傑作『地球最後の日』のラストに収録されている楽曲です。

『母胎回帰』という壮大なテーマを感じさせる邦題が付けられていますが、母とは愛そのものと高らかに歌い上げており、リムショットを軸としたジャズ・ボッサ調のリズムに流麗なストリングスが絡み合う美しいソウル・バラードに仕上がっています。

KOH-1

The MotherBrandi Carlile

3度のグラミー賞受賞歴を持つシンガーソングライターのブランディ・カーライルさん。

2019年にリリースされたアルバム『By The Way, I Forgive You』からのリードシングル『The Mother』は、子ども、家族のために全てをささげる母親たちの美しさを歌った楽曲です。

アコースティックギターをメインにしたカントリー調のシンプルなアレンジも、母親たちの飾らない美しさを表現しており、楽曲の世界観をよく表しています。

毎日忙しく大変なのに、それでも愛情を注いでくれるお母さんたちに感謝したくなる名曲です。

宵待ジェーン

Your mother should knowThe Beatles

1967年に公開された映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の挿入曲であり、同名のサウンドトラックにも収録されているナンバーです。

ポール・マッカートニーさん主導の楽曲で、軽やかなリズムに乗せて歌われる、ポールさんらしい耳に残るメロディと絶妙なコーラスワークが印象的。

ポールさんいわく「世代間のギャップや母親の気持ちを理解できない娘について」の曲とのことで、確かに若い頃は母親との関係ってこんな感じになることもあるよね、と納得させられる歌詞となっていますよ。

KOH-1

Mama, I’m Coming HomeOzzy Osbourne

この1991年のシングル・リリース曲は、イギリスのヘヴィメタル・シンガーのオジー・オズボーンさんによるパワー・バラードです。

彼の妻でありマネージャーのシャロン・オズボーンさんのために書かれた楽曲となっています。

All That I Got Is YouGhostface Killah

伝説のヒップホップグループ、ウータン・クランで活躍していたゴーストフェイス・キラーさん。

『All That I Got Is You』は彼のソロデビュー曲で、母親への愛を、自身の半生とともに歌った名曲です。

歌詞を読んでみると、ゴーストフェイス・キラーさんがいかに壮絶な人生を歩んできたかが分かります。

6歳の頃に父親を亡くし、それから母親が精一杯家族を養っていたそうです。

貧しさや、病に苦しんで、「どうしてこんなところに生まれたんだろう」と思ってしまうこともあったようです。

そしてヒップホップに出会った彼は、世界的に大成功をおさめ、この曲に母親に対する感謝、愛情を込めました。

母親の偉大さ、たくましさに気づかせてくれる1曲です。

宵待ジェーン